昨今、観光客が多数押し寄せるオーバーツーリズムによる世界遺産の観光公害が世界中で問題になっており、各地方自治体は観光客を適切にコントロールすることに注力しています。
ただ、単に観光客数の制限だけではなく、最近は違うタイプの観光客の制限を課している方向性も見られます。例えば、2019年10月をもって、登山が全面禁止になったウルル(エアーズ・ロック)があります。これは先住民の『聖地』として崇めてきた場所に立ち入らないことを尊重するためであった。
そして今やウルルだけではなく、複合遺産でもあるカカドゥ国立公園の観光地であったジムジム滝・ツイン滝も立ち入りに制限が設けられることになったらしい。こういった住民の意思を尊重して、観光客を制限する方向性が強まってくる可能性がある。
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